出産・育児のリスクを考える
私自身は24歳のとき結婚し、26歳で妊娠・出産、その後32歳で離婚しました。今の夫と再婚したのは38歳のときですが、彼の子どもを産みたいと3度トライし、2度流産し、3度目には妊娠5ヶ月での死産でした。その悲しみと痛みは、たとえようもありません。26歳の初産で、普通分娩の予定が途中から帝王切開に変更しなければならない状態の子宮と体力しか持っていない私だから、流産、死産と繰り返したのかもしれません。それでも、20代で妊娠したときには何の不安も持ちませんでしたし、流産など想像もしませんでした。20代の妊娠では毎食2人前の料理を平らげていたため体重がどんどん増え、妊娠中毒症になるから食事制限をしなさいと主治医から叱られたときにも、自分の体の変化を楽しみながらのダイエットと称して、出産予定日直前までマタニティスイミングでプールに入っていたほどです。しかし、30代後半から40代に入っての妊娠時には、あきらかに流産に対する恐れを抱えていました。タクシー移動するときは「もしも変調があったら(出血に術えてパッドなど手当てしていましたが主治医のいる病院へ運んでください)」とドライバーに病院名を伝えて乗車していたほどです。テレビ生放送の最中に、異常出血の可能性もあるとディレクターに伝えての出演も何度かありました。幸い仕事中に異常は起こりませんでしたが、夜中に激痛があり、病院に入ったときには流産しており、その後の処置をしていただくしかありませんでした。3度目の妊娠は死産という結果でしたが、胎児の先天性異常が原因でした。そのとき亡くなった子どもが男の子だったような気がして担当医に尋ねました。医師は、「聞かないほうがいいですよ」と、静かにおっしゃいました。高齢での妊娠・出産のリスクが高いのは、やはり当然のことです。その痛みと悲しみを身をもって知る私は、あなたに同じ苦しみを味わってほしくないからこそ、若い年齢での出産は高齢出産と比べて安全だと伝えます。