三病棟の看護婦諸姉が変わりつつあることをぼくは感じていた
彼が好きなのは、濃くいれた、ミルクと砂糖がたっぶりの紅茶だ。「はい、Bさん。ティータイム」彼は、砂糖抜きの紅茶を置いて行こうとする看護婦さんの白衣の裾をつかむ。「お砂糖は」「Bさんは糖尿病でしょ。だから、甘いものはできるだけとらないほうがいいの」「ぼくはお砂糖入りじゃなきや、嫌なんだ」。二、三やりとりがある。結局看護婦さんのほうが譲って、角砂糖をひとつ入れることになる。「もうひとつだよ」彼はつかん
三病棟の看護婦諸姉が変わりつつあることをぼくは感じ... の続きを読む
パソコンでパスワード管理
ネットバンクやネットショッピング、その他各種のウェブサービスを利用するには、個人を特定するためにIDとパスワードが必要となります。今では、昔に比べてインターネット上でのやり取りが多くなったので、管理しなければならないIDやパスワードも必然的に増えました。そこで考えなければならないのが、どのようにしてIDとパスワードを管理するかということです。一番手っ取り早い方法といえば紙に記録しておくということで
パソコンでパスワード管理... の続きを読む
多国籍企業を確立したダーバン
パリのデザイナーを傘下におさめるなど、このところ積極的に国際化を押し進める企業の多くが婦人アパレル企業である。これに対して紳士アパレル企業は、もっぱらライセンス提携が。国際化の柱となっており、海外進出はこれからといった感じである。しかし、そうした中で、ダーバンの国際化はかなり早かった。同社の設立が一九七〇年だから、それから四年目の七四年に香港と韓国での生産を開始している。それから着々と布陣を固め、
多国籍企業を確立したダーバン... の続きを読む
「Jポップ産業複合体」の登場
電通をはじめとする大手広告代理店がキャスティング業務を組織化した九〇年代前半は、ヒットソング上位五十位のうち四十曲以上がテレビでのCMやドラマの主題歌とのタイアップで占められるようになった時期とほぼ一致している。九一年の四〇曲を皮切りに九一年には四十五曲。日本のレコード生産額が最高の約六千七十五億円を記録する九八年の前年、九七年には、五十曲中なんと四十七曲がタイアップ付きである。一方、このころから
「Jポップ産業複合体」の登場... の続きを読む
辞めたくても辞められない
航空業界は、この「モノカルチャー」エリアの典型。「辞める人は、入社5年目でも数パーセント。その後は皆無に近い。社内向けスキルしか身につかないので、転職して報酬がアップすることはありえない。外航(国外の航空会社)は競争が激しくて給料も安いですから。社外にでたら使えない人が9割、の会社です」(ANA中堅社員)。中途採用は、ごくごく少数にとどまる、そして、航空は、国内で大手が2社しかない寡占市場であり、
辞めたくても辞められない... の続きを読む